
ここでは、AMDとNVIDIAのミドルクラスGPUであるRX9060XTとRTX5060Ti、いずれも16GB版について比較していきます。






AMD RADEON RX9060XT 16GB
ASUS TUF GAMING RX9060XT OC 16GBです。
現行モデルでのメインストリーム向けモデルです。






NVIDIA RTX5060Ti 16GB
ASUS TUF GAMING RTX5060Ti OC 16GBです。
こちらも現行モデルでのメインストリーム向けモデルです。
この2機種については、システム環境全く同じ。ボードメーカーも同じという条件となっています。
この2機種でGPUメーカーごとの違いがはっきりと出てきています。NVIDIAについては、はっきりとレイトレとDLSSによる性能底上げによるフレームレート向上が見て取れます。特に黒神話悟空ベンチに至っては、フレームレートが対NVIDIA比で1.6倍とRADEONが大きく突き放されています。






INTEL ARC B580 12GB
SPARKLE TITAN INTEL ARC B580 12GBです。
ここに入れるのはやや気の毒とも思えるのですが、現行INTEL製ディスクリートGPU最上位モデルです。
明らかにAMD、NVIDIAよりも1つ下のランクです。
ミドルクラスではAMDの場合、3DMarkの結果からもわかる通り、RX9060XTはRX9070XTのちょうど半分といった性能です。ストリームプロセッサ数は9070XTが4096基に対して、9060XTは半分の2048基なので性能も半分といったところです。
ある意味、3DMarkって、バカ正直に性能を図って吐き出しているって感じです。FF14ベンチやモンハンベンチなどでは、GPUメーカーごとに性能差があったりしますが、最適化のなせる業だと思いますので、ベンチは性能比較の絶対数値ではないことがよくわかる結果府だと思います。
それにつけても、INTEL、もうちょっと頑張ってほしいところです。噂では、上位版であるB770がまもなく発売されるという話もちらほらと聞こえてきたりしますので、期待したいところ。