INTEL ARC B580

Battlemageこと、INTEL ARC B580チップ搭載のSPAKLE.から発売されている TITAN、買ってきました。OCモデルです。
直接的なライバルはNVIDIA RTX4060やRTX4060Ti、またはRADEON RX7600XTあたりになります。発売が昨年末の12月ということで、発売から約10カ月ほど経過しています。したがって、発売当時5万円前後でしたが、順調に価格も下がり、約¥39,000と約1万円の値下がりとなっています。
ライバルである、RTX4060も¥46,000くらいから、RADEON RX7600が¥35,000になっているので、妥当な価格に落ち着いていると感じます。RX6600XTとかはすでに終売となっているので、RX7600がライバルといったところです。
ミドルロークラスのグラフィックボードではありますが、メモリが12GBとこのクラスとしては大容量なこともあり、Full HDあたりであればそこそこ使えるのではと思って買ってきました。
アキバのTSUKUMO本店で買ってきましたが、一応店員さんに「どんな人が買うんですか?」と聞いたところ、やはりメモリ12GBというのが結構キモになるようで、「それなり」には売れていくそうです。ちなみに、「こんなの買う人ってネタ扱いでしょ?」と水を向けましたが、苦笑いしていたことはここだけの話です。もっとも自分も思いっきりネタ扱いで買ったので、悪い意味で言ったのではないのですが(笑)

ケースを開けると、中は段ボール成形の紙でがっちりと梱包されていました。あと、細長い棒とくにゃっと曲がった何やら怪しげなプレートが目に飛び込んできました。
本体は、INTELチップ製らしく青い筐体。ファンもなんとなくグレーっぽい3連ファン。

予想以上に質感が高い!
昔からのジサカーでしたら、SPARKLE.の名前はかなり懐かしいと思います。以前クロシコでもSPARKLE.製のグラボがあったりしましたしね。

検証機に取り付け。多くは期待しませんがベンチ数種類回してみました。

定番の3D Markから、SpeedWay

同じく3D Mark SteelNomad

同じく3D Mark PortRoyal

どれも想像以上に動いていました。さすがに快適とは言いませんが。全体を通してみた感想としては、TVのアニメのような雰囲気といったところ。TVは約30フレーム/秒ですので。やはりヌルヌルとはいかないようです。

モンハンベンチもやってみました。FullHD解像度 最高設定。フレーム生成なし、レイトレなし。

こちらも最高設定 FullHD。フレーム生成あり。レイトレは「中」設定あり。

フレーム生成ありだとやや描画が怪しくなりますので、フレーム設定なしで解像度落とした方が良いような気がします。

あと気になった点。デスストランニングをプレイ中に約1秒から2秒ほどブラックアウトする現象が見られました。そのまま落ちるということはありませんでしたが、やや気になります。
発売直後はドライバがかなり不安定とか言われていましたが、ほかにも黒神話 悟空ベンチも数回走らせたところ落ちることもなく完走しましたので、ドライバの完成度も高くなってきたのかなと思われます。ただしフレームレートはお察しでしたが。

ネタとして買ったB580でしたが、特に問題なく使えていますが、やはり万人にお勧めと言うわけにはいかないようで、予算が厳しくRTX5060に手が届かないけどそれなりの性能は欲しいといった人向けかなと感じます。また、メモリ容量が大きいので、動画編集とかでも使えそうです。

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